脊髄小脳変性症、多系統萎縮症の症状としては、ふらつきによる歩行困難、喋り・話し辛い、嚥下困難・飲み込みにくさなどがよくみられる症状になります。
当院では
「鍼灸治療」「スーパーライザー」
を併用した治療を行うのが特徴です
★★★併用するメリットは★★★
・鍼灸治療:根本的な身体の改善、服用している薬剤の効果を高める、運動機能の維持・向上を図ります
・スーパーライザーによる光線治療:自律神経症状(便秘、食欲不振、不眠、排尿障害など)の改善、脳血流を促進させることで脊髄小脳変性症自体の進行を緩やかにしていきます
の両側面から身体を底上げしていきます。
脊髄小脳変性症とは、脳の中でも運動機能を司る小脳の異常により、手の震えや歩行時のふらつきなどの運動失調症状がみられる疾患になり、国の指定難病の1つになります。
初期は平衡感覚に関する症状が出ます(よくつまづく、階段を踏み外す、自転車が乗れなくなる、物を掴み損ねる、目が見えにくくなるなど)。症状程度によって、自律神経症状(便秘、食欲不振、不眠、排尿障害など)が出ることもあります。
脊髄小脳変性症の発症は細かく分類されていて、遺伝によって発症する遺伝性のもの、遺伝以外の原因による孤発性のもの、そのほかの原因によるものの3つに分類され、約7割が孤発性ともいわれています。いずれの場合にも、歩行や日常生活動作などが困難となる運動失調症状が現れ、徐々に進行します。
脊髄小脳変性症自体を根治させる治療法は現時点では確立されていません。発症した場合は、現れている症状に対する対症療法が主になってきます。
脊髄小脳変性症の主な症状は、運動機能を調整する小脳が障害されることでの運動失調症状が現れます。
感覚の鈍さやしびれなどの末梢神経障害や、動作が乏しくなったり筋肉がこわばったりするパーキンソン症状を伴うこともあります。
さらに、若年で発症する場合にはてんかんや知的能力障害、意思とは無関係に体が動く不随意運動を合併するケースもあります。
脊髄小脳変性症の特徴的な症状の1つである、歩行時のふらつきは、肉体と自分自身の感覚のズレ(平衡感覚のずれ)で起こります。それを調整しているのが小脳、小脳からの運動の指令の伝達をしているのが脊髄になります。
こういう運動は、赤ちゃんの頃からの成長過程で色々な運動経験をする事(歩く、走る、転ぶ、遊ぶ、スポーツをするなど)で学習して、平衡感覚として身体に記憶されていきます。
その時に記憶された平衡感覚にズレが生じると、歩行時のフラツキなどの症状として現れます。
東洋医学的では、感覚と運動の協調は、気によって行われていて、気の運行が正常に行われなくなると肉体と感覚のズレが生じます。この感覚のズレは、病的な場合ではなくても起こります。
例えば、
・数日、風邪で寝込んでいて、久々に起き歩くのがぎこちない。
・久々に全力で走った時に、足がもつれて転んでしまう。
・久々に部活動に参加をすると、思うように身体が動かない。
など、肉体と感覚のズレは日常でも起こります。日常生活レベルのズレは、身体を動かすことで気を正しく巡らせることで、修正することが出来ます。ただし、年齢を重ねるごとにその修正スピードは遅くなります。
脊髄小脳変性症・多系統萎縮症の場合は、肉体と感覚のズレが起こり、それが病的に起こっていることで修正しづらくなることが、各々の症状を発症する原因の一つではないかと考えます。脳に関する経絡(ツボの流れ)にアプローチをかけながら、気の巡りを邪魔している要因(運動器の動かしにくさ、便秘など)を治療により改善させることで、症状の進行を緩和、改善させる事を行っていきます。
鍼灸整骨院かわい
(はなそら助産院鍼灸院・出張施術先)
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