<外反母趾とは>
足の筋肉の横アーチの筋力低下などで、足の指の付け根にある横中足靭帯(横アーチ)が緩んでしまいます
親指の付け根(第1中足趾節関節)が内側に突出することにより、親指が小指側に曲がり疼痛が生じた状態が「外反母指」です
逆に小指が親指側に曲がってしまう状態を「内反小指」とよんでいます
・発生比率は男:女で1:10の割合は
圧倒的に女性が多い
・足に合っていない靴を履いている
・足先の細い靴を履く
足に合わない靴での歩くと上手く足の指を使えずに歩行することになります
そのため本来できるはずのない場所にタコや魚の目ができて、足裏全体のバランスが崩れることで外反母指になることがあります
逆に幅の広すぎる靴を履くことにより、歩く度に足が前に滑ってしまい、足先の余裕のありすぎる部分につま先が入り込んで圧迫されて発症するケースもあります
肥満、扁平足やエジプト足(足の指の中で親指の長さが最も長い)などの遺伝的要因などもあります
①可逆期(代償期)
親指の外反が、靴を脱いだりマッサージした場合に元に戻る状態
②拘縮期(非代償期)
関節の炎症等がおこり、靭帯などが固まって元に戻らない状態
③進行期(悪期)
外反が自然に進行し、立っているだけでより外に曲がっていく状態
④終末期
親指が他の指に重なり親指の関節が脱臼したような状態
【親指の角度】
・~15度:正常
・15~20度:軽症
・20~40度:中程度
・40度以上:重症
ご自分ではわかりにくいと思いますが。。
座位・立位どちらかで両足の踵を揃えてみた時、足の親指が外側に向いてる角度となります
外側に開いていればいるほど重症となります
外反母趾は痛みがないとそのままに放置されがちです
痛みがないからといってそのまま放置をしてしまうと、外反母趾が悪化してしまいます
放置をしてしまうと次第に痛みが生じるだけではなく、外反母趾により足裏のバランスが悪くなり、腰から下の筋力バランスが悪くなります
腰から下の筋力バランスが悪くなることで
腰痛、膝関節痛、下肢のむくみなど
外反母趾以外の症状が生じることもあります
・テーピング固定(下写真の様に指と指の間がしっかりと開きます)
・随伴症状に対する局所治療
・東洋医学的に考えられる外反母趾・随伴症状に対する鍼灸治療
鍼灸整骨院かわい
(はなそら助産院鍼灸院・出張施術先)
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